保育業界において、革新的であるということについて考える。
こんばんは!
元保育士のせいらです♪
※今日は保育に関する内容のため、個人の考えや思いをありのままに綴っています。
あくまで個人によるものですので、その点はあしからず。
私は一日のうちにたくさんのニュース記事を目にする機会が多くありますが、『保育』の文字を見つけるとどうしても気になってしまいます。
今日たまたま、株式会社ニトという千代田区にある会社が保育におけるオンライ化をすすめる、保育園のデジタルトランスフォーメーション事業(保育園DX事業)を開始したことなどについて書かれたニュース記事を読みました。
そして、下記のように事業の目的について書かれていた中で、ある言葉が目に止まりました。
単にITを導入して終わらせるだけではなく、保育活動をより良いものへと変革することを目的としています。
保育園にデジタル技術を浸透させることで、文化や歴史を継承していくとともに、既存の価値観や枠組みだけにとらわれない革新的な保育のあり方を模索します。
私の目に止まったのは『革新的』という言葉です。
保育という業界は入ってみると、専門的であるからこそどこか閉じられた部分があったり、保守的になりがちであったりする業界だと感じていました。
私が保育の勉強を始めたのは約20年前で、保育士として保育の世界に身を投じたのは10年以上前。その頃に比べると、保育というものに対しての世の中の考え方も取り組みも、保育者・子ども・保護者を取り巻く環境も、大きく変わっています。
それでも上記の目的が書かれるということは、やはり未だに閉じられていたり保守的な側面があるからなのではないかと思います。
保育業界の外に出た今だからこそ感じます。
これから世に羽ばたき、社会を担うことになる子ども達に関わっていく保育の世界こそ、より閉じられた世界を開き、革新的に新しいことにトライしていくような動きや姿勢が大切であるということ。もちろん大切な考えや価値観など繋いでいくべきこともあると思うので、それは大事にしながらです。
革新的であることや柔軟さなど、今の自分自身がそうあることで伝えられることがあるとも考えるので、『こうでなければ』『こうあるべき』という凝り固まった考え方の癖を変えていくことも、日々大切にしたい。そんな思いを巡らせるきっかけになるニュース記事でした。
いつかまた保育の世界に身を投じる事を考えているので、これまでも同じような内容については書いてきたかと思いますが、これからも都度触れていきたいと思います。
今日はここまで♪