2月5日は『ふたごの日』なので、ふたごの思い出を振り返りました♪
こんばんは!
元保育士のせいらです♪
タイトルに書いた通り、今日2月5日は語呂合わせで『ふたごの日』とされています♪
私せいらは約10年間保育士をしていたのですが、その中でふたごのお子様を預かったことがあるのは、たった一組です。今日は『ふたごの日』ということで、その一組との思い出を振り返りたいと思います♪
私がその一組のふたごを預かった時期は、その子達が幼稚園に行く前の2〜3歳の頃。男の子と女の子の二卵性双生児のお子様でした。
少し泣き虫な兄と、しっかり者で勝ち気な性格の妹。保育士として働いていれば、子どもの喧嘩の場面に遭遇することは日常茶飯事ですが、2人も一日に一度は必ず何かしらで揉めていました。先に書いた性格の通り、妹に軍配があがることがほとんど。でも面白いものでその2人に限らずですが、喧嘩していたかと思ってしばらくしてまた様子をみると、あっという間に仲直りして元通りの空気感で遊んでいます。
喧嘩するほど仲が良い。よく聞くこの言葉、本当にその通りだなと何度思ったことでしょう。他の友達と遊ぶことももちろんありますが、最後の最後は何だかんだで2人でいることも多く、その姿を微笑ましく見つめる日々でした。
ある日のこと、妹の方だけが発熱で休んだことがありました。2人が登園し始めて初めての出来事。一人で登園してきた兄の方は寂しさからかなんだか少し元気がなく、しょんぼりした姿がみられましたが、それでも友達と駆け回り遊び始めたので、その姿をみてホッとしました。ですがしばらくすると、部屋で黙々とお絵描きを始めました。
いつもならまだまだ外遊びを目一杯楽しんでいるはずの時間。しかもその描いている様子がいつも以上にかなり真剣で、気になって近づいて何を描いているのかをきいてみると、
『びょうきのひとにはおみまいにぷれぜんともっていくんだってAくんがいってたか、えをかくことにしたの!Fちゃん(妹)はえがすきだから!』
と答えられました。うるっとして思わず泣きそうになりました。保育士をしていると(過去ですが)似たような場面に立ち会うことは何度もありますが、慣れることはありません。その子達それぞれの背景や想いが個々にありますから。
妹は翌週には元気に登園してきました。お母さんからは、兄のプレゼントの絵と妹がお返しに描いた絵を並べて壁に貼り、その下でとびきりの笑顔でピースしている2人の写真をみせてもらいました。
今頃は小学生高学年の2人。交友関係はそれぞれに広がり、さらに男女ということで、あの頃のように常に一緒ではないと思いますが、それでもずっと仲良くいるといいな。
そんなふたごの思い出に懐かしく浸る、せいらがお届けしました♪