メディアや報道により本質を見失わないように〜反社会勢力への闇営業、吉本興業〜
こんばんは！
MARTスタッフのせいらです。
これだけ連日報道され、話題になっている内容なので、さすがに一度は触れようかと思います。
吉本興業、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属芸人による、反社会勢力への闇営業の発覚から起きている一連の騒動。
騒動はしばらく続くだろう中で、これまでを振り返り今思うことは、
本質を見失わないこと
整理して考えて捉えること
大きくこの2点です。
これは今回の騒動に限らず、今までにも何度もあったであろう現象。
騒動、問題が大きくなると、あるいはメディアや報道により大きくされると、それを受け取る側の人間の受け取り方に次第にズレが生じ、本質から外れて、より興味がそそられる方向に話題がすり替わっていきます。
- 反社会勢力への闇営業を行った、あるいはそうと知らずに行った芸人がいた
- 事実の発覚時に謝礼金受け取りについて隠蔽を行った芸人がいた
- 謝礼金受け取りの事実を知ってなお、隠蔽したり、謝罪の場を設けなかった会社
- 謝罪の場を求めた芸人に対して、圧力によりそれを止めた会社
- 所属芸人と明確な契約を契約書という形で取り交わしていない会社
- 不透明な給与体系
思いついた状況を列挙してみたため、事実と相違があったり不足がありましたらすみません。
ですが、おおよそこのような内容ではないでしょうか。
反社会勢力への闇営業と会社の体制などの問題は、繋がるところはあったとしても、一旦切り離して考える必要があるでしょう。
今、何が起きているのか。
状況を正確に把握して、その問題点は何かを整理し、そして、それに対する対応策や解決策を見出していく。
今回のことを例にして考えると、それをするにはスピードも重要と思われます。
現に、同じ騒動でも対応が早かったワタナベエンターテインメントは、会社も芸人もダメージが最小に抑えられ、会社に関してはむしろその対応力を評価される形になったようにも感じられます。
本質から外れやすいのは、もはや日本人の特徴の一つかとも感じます。長々と続くとされる会社の会議などはその良い例なのではないでしょうか。
可視化されたら溺れてしまうのではないかと思うほどに情報が溢れに溢れた今。
いつも冷静な状態で受け取る、掴むことが改めて大切と感じましたし、その力をつけたらきっと強力な発信者にもなり得るのではないか！？
一連の騒動から、そんな風に考える今日この頃です。
纏まりに欠けますが、この話題についてはここまでとしたいと思います。
※ちなみに、闇営業とは事務所を通さず営業して謝礼金を得ること（結婚式や二次会、忘年会など含まれる）で、それ自体が反社会勢力への営業をさす用語ではありません。
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