【トレンド入り!豆知識!】“Kimono”着物のルーツ♪
こんばんは!
MARTスタッフのせいらです。
アメリカのタレント、キム・カーダシアンが立ち上げた下着ブランドの商標登録をめぐり、今何かと話題になっている“Kimono”。
人生で初めて“Kimono”=“着物”(※以降、着物と記載します)を着たのは、物心がついた頃、3歳の七五三の時だったなぁ…と思い出していましたが、実はそうではなく、生まれてすぐに着ていました!
“着物”といえば、反物でつくられた和装と思っていましたが、本来は“着るもの”のことで、衣服全般をさすそうです!
16世紀にはヨーロッパに言葉が伝わっており、欧米諸国で広まり親しまれています♪
それでは、着物についての豆知識を少しご紹介したいと思います♪
着物のルーツは平安時代
平安時代より前は、中国などの大陸の影響から
、ズボンやワンピース形式の衣服が主流でした。
平安時代、宮廷につかえる高位の女官が着“「唐衣裳(からぎぬも)装束(十二単)の下に来た“小袖(こそで)”が、今の着物の原型だそうです。
貴人の御前へ出る時に、小袖を重ね着して礼節を表したため、十二単は何枚も重ね着をして着るものでした。それが、次第に華美を競うようになり、今の一般的にイメージされるあの十二単の形になったとのことです。
ちなみに、“十二単”はあくまで総称なので、必ずしも12枚着ているわけではありません。
かつては下着だった!?
上記であげているように、元々は唐衣裳装束の下に着ていた“小袖”が着物の原型です。
つまり、“下着”だったのです!
それが、鎌倉・室町時代へと時代が下るにつれて、平安時代に表着だった“袴”や“裳”が省略され、“小袖”のみが残るようになりました。そして、現代の着物へと変わっていったのだそうです。
まさか、本当に下着だったとは驚きです。
右前・左前
着物を着るときによく耳にする“右前”、“左前”という言葉。
洋服であれば、ボタンをとめる際などの前合わせは男女により異なりますが、着物は男女とも“右前”に着ます。
この“前”とは自身から見て“手前”のことをいいます。つまり、“左右どちら側の布地を先に自分の肌に密着させるか”をいう言葉とのことです。
ではなぜ右前に着物を着るようになったのか?
これには諸説あるそうです!
1つは、奈良時代の養老三年(719年)に出された“衣服令(えぶくりょう))という法令の中にある“初令天下百姓右襟”=“庶民は右前に着なさい”という一文がその起源であるとされているそうで、以降、着物を右前に着ることが定着したものと考えられているとのことです!
また、中国の思想が左の方が右より上位であったことから、“位の高い高貴な人にだけ左前は許され、庶民は右前に着ていた”という経緯があり、それに倣って聖徳太子がこれを日本でも普及させたのだという説もあります!
なお別の説では、右前・左前は古代中国で西方の蛮族との区別をするために、蛮族の着装法であった左前を右に変えたのが始まりというものもあるそうです。
さいごに
これからの季節は、“浴衣”も大活躍ですね!
せっかく着るのであれば、“右前・左前”のこういった作法といえる点も大事にしながら着て、“着物”“浴衣”そのものを楽しみたいですね♪
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