【まとめ】手足口病の病状から予防など〜大流行!関西で警報レベル〜[ドラッグストアMARTおすすめ]
こんばんは!
MARTスタッフのせいらです。
この感染症が、近畿2府4県で増えており、大阪府内では、大きな流行が起きているおそれのある警報レベルを超えたというニュースが本日流れました。
※警報レベルは、1つの医療機関に患者数が5人超えるとそのレベルに達したとされるそうです。
大阪で大流行しているとなると、関東、東京へその流れが来ることも時間の問題のように思えます。
改めて、手足口病とはどんな感染症で、どんな予防が必要かなど、簡単にまとめてみました。
手足口病とは?
主に5歳以下の乳幼児を中心に流行し、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出ます。
感染経路は、“飛沫感染”、“接触感染”、“糞口感染”(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染することです)とされています。
具体的な症状としては、
- 感染から3~5日後に、口の中、手の平、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹がでる
- 約3分の1の感染者に発熱がみられる※ただし高熱にはなりにくい
- まれに、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることもあり
なお、典型的な症状がみられずに重症になることもあったり、症状が消失してから1か月以内に、一時的に手足の爪の脱落を伴う症例もあるそうです(ただし、自然に治るとされています)。
予防方法は?感染したら?
手足口病には有効なワクチンはないため、予防薬にあたるものもありません。
前述の感染経路から、一般的な感染対策は、“手洗いをしっかりとすること”と、“排泄物を適切に処理すること”の2つです。
排泄物の処理後の手洗いも忘れてはいけません。
手洗いは下記の2点に注意です。
- 流水と石けんで十分に行うこと
- タオルを共用しないこと
手足口病は、治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄されますし、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。
感染した際には、こちらも前述の通り、有効なワクチンがないからこそ自己の判断に任せず、少しでも疑いがもたれたら悪化する前に、医療機関にいくことをおすすめします。
さいごに
集団生活を送る保育施設や幼稚園での感染が多くみられます。そうでない場は大丈夫かといったら油断は禁物です。また、子どもが中心ではありますが、まれに大人がかかることもあり、その際には症状が重く出たり、合併症を引き起こす可能性もあるため、こちらも油断は禁物です。
タオルの共用は普段あまりしないかと思いますが、手洗いやうがいは日頃の生活習慣として改めて見直し、出来る限りの予防につとめて、これから来る夏も健康に過ごしたいものです!
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◆参考サイト
厚労省HP
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html#hfmd01
関西NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190614/0016554.html
サワイ健康推進課