元保育士30代IT系OLせいらのOpenDiary♪

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元保育士が選ぶ、子どもの寝かしつけに読むおすすめ絵本3選♪

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おはようございます♪

元保育士のせいらです♪

 

今日、11月30日は『絵本の日』ということで、今日は元保育士が主観によって選んだ、寝る前に読むおすすめ絵本を3冊お届けしたいと思います!!

選んだ絵本はどれも有名な作品なので意外性はないかと思いますが、私自身の経験を踏まえてお届けしていきます。

 

絵本に対する想い

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まず、私自身の絵本に対する想いを書かせていただきます。

子どもの頃から保育士を目指しつつ絵本が大好きだった私。小学生の頃には、学校の図書館に置かれていた自分自身が読んだことのある絵本や、装丁が美しい海外の絵本を読む時間をよく持っていました。そして、国語の時間の音読の時間は私の大好きな時間。内気で自分から手をあげて発言することはしませんでしたが、音読は得意で先生からも想いを込めて読むことを褒めていただき、人に対して読んできかせることが好きだという、自分の特技を見つけた時間でもありました。

 

そして、大学時代にもそれは変わらず、絵本の読みきかせの授業や保育所での実習での読み聞かせの時間は、得意であり大好きな時間でした。

 

保育士になると、少ない給与の中からお金を積み立てて、2〜3ヶ月に一度は絵本を購入するようになりました。園の予算では購入できる絵本は限られていますし、自分が良いと思うものが必ずしも他の保育者にとって良いとは限らない。さらに、異動することもあるとなると、園ごとに置いてある絵本には差があるため、自分自身が読んでいて楽しくて、この絵本に込められたこの想いを子どもに伝えたい!!という想いを持って、選んで購入して集めていました♪

 

①パパ、お月さまとって!(著:エリック・カール、翻訳:もり ひさし)

www.kaiseisha.co.jp

はらぺこあおむし』で有名な、エリック・カールが著作の絵本です♪対象は3歳児以上とされています。

 

「お月さまとって」と娘からねだられたパパがお月さまを取りに行く、というストーリーです。わかりやすい内容なので子どもにも伝わりやすいですし、パパをママやおじいちゃん、おばあちゃんなどに変えて読むこともして、その場の状況によってアレンジして読んで、楽しんでいました。

 

そして一番の特徴は、大きく開く仕掛けがあること!!立体感のある造りが、月の大きさを感じさせます。その瞬間は、実際に子ども達が手をのばして掴むような仕草も交えて、皆で楽しさを共有する時間です。

 

家に帰ってからも、「読んで読んで!」と子どもがリクエストすることが多い本の一つと、当時私はよくきいていました。パパが主役にもなっていることで、パパ人気も強い絵本だと思います。

 

②おつきさまこんばんは(著:林 明子)

www.fukuinkan.co.jp

『はじめてのおつかい』で有名な、林明子さん著作の絵本です♪対象は0歳児以上です。

 

はっきりとした配色で月が主役(擬人化されて)に描かれており、たくさんの表情豊かな月が登場します。時間の流れによって変化する空・雲の動きと共に変化する月の様子が人のように表情であらわれていて、それを保育者(自分)自身はもちろん、子ども達とも表情のマネっ子をしあいながら、読むことを楽しみんでいました。

 

「せんせい、きのうのおつきさまはこんなかおだったね!」と翌朝に報告してくれる子どももいました。

 

まさに絵本の醍醐味であるシンプルな造りであったことがやりやすく、私自身はパネルシアターにして子どもに演じてみせたこともあります。

 

③もうねんね(著:松谷 みよ子、イラスト:瀬川 康男)

www.doshinsha.co.jp

『いないいないばあ』で有名な、松谷みよ子さん著作のあかちゃんの本シリーズの一つである絵本です♪対象は0歳児以上とされています。

 

0歳児以上対象の絵本で特によく用いられる、繰り返しの手法がつかわれた絵本。

「いぬ」「ねこ」「めんどり」など登場する生き物が、「ねんね」といって次々に眠りについていきます。シンプルな言葉と優しい絵でつくられており、繰り返される「ねんね」という言葉と世界観に、自然と子どもを眠りに導いていきます。

 

私自身は実際に午睡前(昼寝前)に読みきかせる時には、少しじつテンポをゆっくりと、そして声のボリュームを下げて静かにしていくことで、子どもが眠りに入りやすいように工夫していました。実際にそうして眠った子どもも少なくありません。

 

寝かしつけにまさにピッタリの絵本の代表作と言っても過言でないと思います。

 

さいごに

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絵本は、子どもが一番最初に触れる知識や経験、教養が詰まった産物だと思います。

 

どんな想いで選んで、どんな想いで読むか。大人の想い一つで、その絵本が子どもに与える影響は違うものになり、絵本はあくまで一つのツールなので、同じ絵本であっても子どもにとっては大人次第で違う絵本になりうると個人的に感じています。

だからこそ想いを込めて選び、読み、その絵本の世界を共に共有して素敵な時間を過ごして欲しい。そんなふうに思います。

 

今日も子ども達が健やかな眠りにつけますように♪