信楽焼のたぬき達と出会いました♪〜たぬきは縁起物、浸透している理由〜
こんばんは!
歩くの大好き☆せいらです♪
先日日本橋付近を歩いていた時に、滋賀のアンテナショップの店頭で信楽焼のたぬき達と出会いました♪下から斜め上にのぞいてくるこの視線…かわいいです♪
思わず激写した写真を見ていてふと、たぬきやたぬきの置物について調べて知った面白い雑学を、今日も簡単にお届けします♪
※ 内容は諸説あるものですので、その点はあしからず。
縁起物の理由①たぬき=他抜き
たぬきは縁起物とされるそうなのですが、その1つは語呂合わせによるものです♪
たぬき=他抜き=他を抜く、他より抜きんでる
として、商売繁盛を意味した縁起物として扱われるそうです♪
子どもの頃、近所の蕎麦屋さんの店頭に置かれたたぬきをよく撫でていた思い出がありますが、置かれていた理由が今わかりました!
縁起物の理由②八相縁起(はっそうえんぎ)
信楽焼のたぬきの置物には、笠・目・笑顔・徳利・通い帳・大きなお腹・金袋・尻尾の部位にそれぞれ縁起の良い意味があるそうです♪
- 笠:思いがけない災難や悪事を避ける為、普段からの準備。身を守ってくれる。
- 目:大きな目で周囲を見渡し、正しい判断をする。
- 笑顔:愛想よく。そしていつも笑顔でいることで商売繁盛に繋がる。
- 徳利:人徳を身ににつけ、飲食に困らない=商売が上手にいくようにという思い。
- 通い帳:信用第一。お客様との信頼関係を上手く築けるようにという思い。
- 大きなお腹:冷静さと大胆な決断力を持ち合わせる。
- 金袋:金運に恵まれるようにという思い。
- 尻尾:何事もしっかりした終わりを、終わりよければ全て良し。
これらのことを合わせて、八相縁起と言うそうです。縁起のオンパレードですね!
さいごに
ちなみに信楽焼のたぬきの置物が浸透している理由も調べてみました。
昭和26年11月に昭和天皇が滋賀の信楽を行幸した時のことです。天皇が通られる沿道にたぬきの置物を並べてお迎えしたところ、大変お気に召されたそうです。その時のことを『をさなどき あつめしからになつかしも 信楽焼のたぬきをみれば』と詩に詠み、それをマスコミが報道したことで浸透していったようです。歓迎の想いが形となってみられたことを何より喜ばれたのでしょう。
また、たぬきには『夫婦円満』の意味もあるそうです。パートナーを決めたらずっと一緒に過ごし、一生添い遂げ、どちらかが先に死んでも別のパートナーを見つけずに生きていくんだそうです。
以前両親の30周年の結婚記念日のお祝いに夫婦茶碗を買いに行った際には、店員の方にたぬきの柄の茶碗を勧められました。その時は既に別の茶碗に決めていたので買いませんでしたが、次の記念日がそろそろ近づいてきているので、たぬきに纏わるものを候補に入れても良いかなと思いました♪
今日の雑学はここまで♪
また面白いネタがありましたら、書いていきたいと思います♪